【2011 NAB SHOW】AJA Video Systems

最新ドライバソフトウェアv.9.0でKONA 3Gを4Kに対応

KiPro mimiはRED EPIC対応を実施

KONA3G_4K.JPGAJA KONA 3Gが4Kに対応。ブース正面では4Kコンテンツを4Kディスプレイに出力表示した。 AJA Video Systemsは、2011 NAB SHOWの開催に合わせて、Mac版のドライバソフトウェア「v.9.0」を発表した。Windows版ドライバについては後日リリースする。新バージョン9.0ドライバは、ビデオ・オーディオ入出力ハードウェアKONA 3Gで4K解像度(4096 × 2160)出力を可能にするもの。ドライバソフトウェアで4Kモードに設定すると、KONA 3Gの4つのSDI端子は4K出力端子としてリマップ。4本のHD-SDIケーブルでディスプレイを接続することにより、4K映像をYCbCr/RGBのいずれかでプレイアウトし、モニタリングすることが可能になった。AJAブースでは、ソニーのF65カメラを使用して撮影された4K映像を、大型4K液晶ディスプレイに表示するデモを行っていた。
EPIC_KiProMini.JPGAJA Video Systemsのプレスカンファレンスに、RED DIGTAL CINEMAのテッド・シロヴィッツ代表が登場。EPICとKiPro Miniを手にして連携をアピール。 AJA Video Systemsのニック・ラッシュビー社長は、4月11日早朝のプレスカンファレンスにおいて、Ki Pro Miniが近々発売されるRED EPICカメラのProResソリューションで初の推奨製品になったと発表。RED DIGTAL CINEMAのテッド・シロヴィッツ代表がEPICを片手に登壇し、Ki Pro Miniを本気でテストし、RED EPICとの動作において推奨を与えた初のProResレコーダーと評価した。しかし、AJAブース、REDブースともに、特にKiPro MiniをEPICに搭載したデモは行われなかった。
 編集/送出をサポートする製品としては、1RUのデュアルチャンネルユニバーサルフレームシンクロナイザー&コンバーターFS2を発表。アナログ・コンポーネント、コンポジット、3G/HD /SD-SDI、Dual-Link、HDMIの入出力をサポート。スチルストア、キーヤー、ビデオプロセッサアンプ、カラーコレクターを備えるほか、入出力信号のルーティング機能とデュアル16チャンネル・オーディオプロセッサにより、完全独立2 系統のストリームを扱える。オプションで、Dolby Eエンコーディングまたはデコーディングのカードを追加することも可能となっている。

(Ken Akiyama)

(Video Journal 5月号向け提供記事から再構成)
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