【2011 NAB SHOW】Autodesk

Smoke 2012 for Mac とFlame Premium 2012をデモ

NAB SHOW開催に合わせて最新版2012を出荷

 Autodeskは、2011 NAB SHOWの開催に合わせて出荷した、Mac OS X用の編集ソフトウェアSmoke 2012 For Mac OS Xと、3D ビジュアルエフェクトとリアルタイム カラーグレーディングソリューションのパッケージ製品Flame Premium 2012をデモした。
Autodesk.JPGAutodeskは、2011 NAB SHOWに合わせて発売したSmoke 2012 for Mac とFlame Premium 2012の最新機能をシアターデモ。 Smoke 2012 For Mac OS Xは、Actionの3Dライティング システムを使用してシャドウとリア3Dライティングを追加できるようになったほか、Autodesk FBXを用いてアニメーション ソフトウェアからのジオメトリ キャッシュ アニメーションのインポートが可能になった。コンポジティングソフトウェアFlameの機能をSmoke用にカスタマイズしたFlame FXクリエイティブツールや、ステレオスコピック3D プロジェクト向けのツールセット、色補正/キーイング/ 3D コンポジティング用の統合ツールが追加されている。AAF/XMLファイルを使用して、Final Cut ProやMedia Composerと連携することも可能になった。
 Flame Premium 2012は、リライティング機能を追加し、ステレオスコピック3Dのフィニッシング部分と3Dアニメーションソフトウェアとの連携部分が、それぞれ強化された。リライティング機能により、3Dコンポジティング環境内のライティング、シェーディング、影、3Dレンズフレア、ボリューメトリック ライト レイなどの数多くのツールを使用しながら、シーンのライティングをコントロールすることができる。S3Dフィニッシングについては、コンポジティング/グラフィックデザインツール、マルチレイヤーS3Dタイムライン編集、リアルタイムS3Dカラーグレーディングなどのツールセットを搭載した。リライティング機能と連携して使用することで、より効果的なシーンを作成できるようになった。アニメーション製品との連携強化については、Mayaや3ds Maxで作成したCGコンテンツで、レンダーパスをはじめ、Autodesk FBXモデルや、アニメーションが追加されたジオメトリまで活用できるようになった。

(Ken Akiyama)

(Video Journal 5月号向け提供記事から再構成)
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